2013年にハノイ事務所2015年にベトナムに新工場を開設いたしました。
ベトナム工場では従来のタンク製造にとどまらず、製缶加工、新規事業も幅広く展開しております。弊社ベトナム工場からベトナム国内、日本、その他各国に溶接構造物の設計・製造・販売を行っております。
敷地面積 23,226m2
工場面積 4,956m2
所在地
Lot CN4.4B, Dinh Vu IZ, Dong Hai 2 Ward, Hai An District, Dinh Vu – Cat Hai EZ, Hai Phong, Vietnam.
天井クレーン(25トン)/片門型クレーン(2.8トン)/屋外(門型)クレーン(20トン)/レーザー切断機(小池酸素工業製)/形鋼用ベンディングマシーン/鋼板用ベンディングマシーン/油圧式アイアンワーカー(形鋼加工機)85トン/半自動バンドソー/プレスブレーキ 220トン/サブマージ溶接機/MAG溶接機/MIG-MAG溶接機/TIG溶接機/フルデジタルCO2/MAG溶接機/タンク回転機/開先加工機/ターニングローラー/垂直ボール盤/FRP成形用回転機/FRP吹付装置/エアーブラスト装置/エアレス塗装機/コンプレッサー(0.75MPa)/パイプねじ切機/フォークリフト3.5トン 等
主力製品の一つであるSFニ重殻タンクは、その環境保全性能や優れた広報が認められ、当社技術によりタイや中国でタンクが製造されています。
また、防火水槽においてもフランチャイズ契約によりタイでの製造、台湾ではタンクライニング事業を展開しております。(2017年4月現在)
ほかにもインドをはじめ、いくつかの国で事業展開交渉・準備が進行中です。
→ 海外事業サイト(日本語、ベトナム語、英語)
危険物を貯蔵するタンクは日本では総務省消防庁が主に管轄し、その基準を定めていますが、国が異なればタンクに関わる仕組みもそれぞれ異なります。当社では現地のパートナーと手を組む事で、その国に求められている仕様・性能を深く理解し、需要に見合うモディファイを施した設計を行っています。
例えば、目立つところで言えばタンク端部(鏡板と言います)の形状が日本のタンクとタイのタンクでは大きく異なります。日本ではSDと呼ばれる「ふくらみ」がある形ですが、タイではFHと呼ばれる平板のような形を採用しています。
これ以外にも国による法令の違いが色々あります。当社の技術の良い所を生かしながら、その国の要求に合わせていくのは大変ですが面白い作業でもあります。