耐久性、耐食性に優れ、各種溶剤で使用可能であり、特に品質を重視する液体に適しています。
SUSタンクを当社の確かな技術である二重殻タンクにすることで、更なる安心を提供致します。
※御要望に応じタンク内面の酸洗い、脱脂、バフ研磨も対応致します。
内殻鋼製タンクの内部底面には永年使用している間に、どうしても結露等の影響により水が溜まり、水に含まれる溶存酵素がサビの原因となります。さらにタンク内の堆積物等により水中の溶存酸素濃度に差が出来ると、その濃淡箇所の境に電池作用が構成され内部腐食が進行する心配が生じます。
その問題を解決したスーパーSF二重殻タンクは、内殻タンク底面にショットブラスト処理を施し、当社が開発したTK-Dパウダーを含んだ特殊錆止めプライマー処理をおこなった後、1.5mmの厚さでFRP層を形成します。これにより内殻鋼製タンク底面での滞留水による内部腐食の懸念は完全に払拭されます。
さらに、タンク上部の歩行部分に小さなプラスチック粒子を無数に埋め込む事により、滑り止めの効果が生まれ、2mを超える高所作業での安全性が向上しました。
スーパーSF二重殻タンク姿図
当社の主な用途としては、安全運行第一の航空燃料用タンクの内面コーティングとして使用しています。
近年、その緊急性の重要度からドクターヘリや防災ヘリを導入している都道府県が増加しています。
当社は従来の信頼あるタンク技術に加えて、更に石油連盟が発行する「ジェット燃料取扱基準に関する指針」に基づき、タンク内面全面にジェット燃料に影響を与えない白色エポキシコーティングを施しています。
他にも様々な燃料や各種溶剤に対応致します。